多数の方々にご来場いただき満員御礼。会場は熱気であふれていました。
※主な参加者属性※
外国人雇用企業(予定含む)/各種外国人雇用支援機関/各種士業従事者 など
※酒井直人中野区長とが外国人雇用支援センターの運営者である
㈱東京リーガルマインドの反町雄彦社長の特別対談は下記ページにてご覧いただけます。
https://eacf.jp/infomation/journal_026.html
会場となった中野区役所
多くの国籍の人々でにぎわう中野エリア
【セミナー①】
「入管法及び技能実習法の一部改正法の概要等」
講師:出入国在留管理庁 政策課 補佐官 青栁晶子氏
内容ピックアップ一例
①日本の人口の推移と外国人の割合について外国人の出入国管理の最前線におられる青栁氏の講演からは、外国人労働者の受け入れが日本の社会・経済にとって不可欠であることを再認識させられたと共に、単に労働力として受け入れるのではなく、共生社会の実現に向けた取り組みが重要であると感じさせられました。制度の見直しや新たな政策についても、日本の人材不足を効率的に解消することに加えて外国人労働者が不利益を被ることなく、働きやすく、生活しやすい環境づくりをその基本的な方針としていることが理解されました。
【セミナー②】
「2025年改正法制度解説から採用戦略まで完全解説」
講師:弁護士法人global HR Strategy 代表弁護士 杉田昌平氏
https://www.ghrs.law/about/
内容ピックアップ一例
①日本の人口と労働者数のこれまでとこれから日本の人口動向や労働者数の推移、外国人労働者に関する具体的な統計データを基にした説明があったため、現実的な課題をより深く理解することができました。また、今後の外国人労働者受け入れの方向性がより実務的な視点で示されていた点が印象的でした。特に、育成就労制度では、単なる労働力確保ではなく、人材育成が重視されていることも分かり、企業側の責任やサポート体制の重要性を再認識することができました。転籍のメカニズムについては、外国人労働者がより柔軟にキャリアを形成できるようになる一方で、企業側にも適切な対応が求められることが理解されました。
【サブセミナー】
「受け入れ側が持つべき姿勢 持続可能な外国人材受入れの本質」
講師:オアシス協同組合 代表理事/一般社団法人国際連携推進協会 理事 倉益寛史氏
https://www.oasis-coop.or.jp/
内容ピックアップ一例
①実務経験に基づく具体的な指針「自分が外国人労働者と同じ立場であったら、何を思うのか、何を望むのか」。参加者のシンキングタイムもあり、異国の地で働く方への想像力を働かせる時間となりました。外国人労働者にイキイキと活躍してもらうために必要なのは、同じ職場で働く仲間に対する気遣いや思いやり、そして果敢にも外国で働いている方への尊敬の念だと気づかされました。
【参加者交流会】
セミナー終了後には、講師を含めた参加者の皆さまでの名刺・情報交換を自由に行っていただきました。「外国人雇用の成功」という同じ目標を持つ者同士、建設的で有用な情報を得ていただく機会になったのではないかと思います。