国際介護人材サポートセンターの役割 <外国人材受入れの現状>
市内に設置した川崎市国際介護人材サポートセンターを拠点に、外国人労働者向けの各種研修の実施、事業所向けの相談対応を行っています。当センターでは、ベトナム、フィリピン、ミャンマー、今後はインドネシアからの特定技能「介護」の受入れを支援しています。また、海外から直接受入れするケースに加えて、国内の転職したい方々からの相談も受けています。 外国人労働者をサポートする際には、コミュニケーションの密な確保と継続的なフォローアップを重要視しています。外国人労働者と事業所との間で起こりやすい問題を未然に防ぐためにも、定期的に面談等を行い、些細な事でも相談してもらえるように心がけています。また、介護福祉士の資格取得に向けた継続的なフォローも行っております。 最近では介護福祉士の資格取得者が増えてきているので、長く定着して働いてもらうために、これからは、資格取得したその先の道筋、ステップを作っていく必要があると考えています。外国人材が安心して働けるための支援体制の構築<支援内容について>
① インターンシップ支援
インターンシップ生として本市の介護事業所で経験を積み、特定技能を取得し、そして再び本市の施設で就職するという流れを作っています。インターンシップの支援に留まらず、看護学部のある大学との連携を通して長期安定的に優秀な人材の確保に努めています。②様々な研修メニュー
・ビジネスマナー研修
日本特有のビジネスマナーや文化を学ぶことにより、円滑なコミュニケーションと業務遂行が可能になるようサポートしています。・日本語フォローアップ
介護に必要な日本語能力向上を目的とした研修を実施し、介護福祉士資格取得に向けたサポートも行っています。