当事務所では主に外国人の入管業務、特にミャンマーの方の案件を多く取り扱っています。ミャンマー関連の案件を多く取り扱っていることについては、もともと私が行政書士になった理由として、ミャンマーの方々の支援がしたかったということがあります。

大学生時代にミャンマーに行く機会があり、以来、行ったりきたり。ミャンマーに魅力を感じ、言語の勉強もするようになりました。また、同じく大学生の時、香港からの留学生であった友人がビザ更新の不手際から不法滞在となってしまい、強制送還をされてしまったのです。さらに、私のアルバイト先で働いていたミャンマー人の同僚の数人にオーバーステイが発覚する、という出来事がありました。入国管理局まで外国人の友人の面会に行った、という経験もありました。　

大学卒業後、一度は日本の一般企業に就職をしたのですが、その時期もミャンマー語の勉強は続けていました。そして、過去の体験もあったことから「やはり自分はミャンマーの方々が安心して日本に居られるようなお手伝いがしたい」と考えるようになり、行政書士となりました。

当行政書士としては、入管業務の他、例えばミャンマー人を雇いたい企業からの依頼で面接に立ち会ったり、ミャンマー人の気質や働き方についてのアドバイスをすることもあります。ミャンマー人を雇用したい企業としては製造業が多い傾向にありますが、最近では介護業界も増えてきました。介護士の資格を取得したミャンマーの方もいらっしゃいます。

ミャンマー人の気質は日本人に似ていると思います。奥ゆかしいというか、あまり自己主張をするような人たちではないように思います。また、思いやりがあって宗教的な理由もあってお年寄りを大切にするので、特に介護職には向いているのではないでしょうか。

また、日本で働くことに対するモチベーションが高い方も多いため、外国人の採用を考えている企業の皆さまは、ぜひ一度ミャンマー人の採用をご検討されてみてはいかがでしょうか。その際は、ぜひお声かけください。もちろん、当事務所ではミャンマー人以外も、ベトナム人やネパール人、中国人など様々な国籍の方々の案件を受けておりますので、お気軽にご連絡いただければ幸いです。