外国人雇用に関する情報

外国人雇用に関する情報

- 企業からのメッセージ3 -
人や外国文化に興味を持つことが外国人雇用を成功に導く

株式会社システムフレンド

本社
〒731-5125
広島県広島市佐伯区五日市駅前1-11-20
HP:https://www.systemfriend.co.jp/
支社
〒141-0031
東京都品川区西五反田8-1-14 最勝ビル10階TEL : 042-526-1411

事業内容
・ソフトウェアの受託開発
・システム導入に関するコンサルティング ・社内PC環境の構築および保守

・ネットショップの構築と運用支援
・コンピューターに関する指導教育
・サーバー運用
・医療機器製造業

今回、取材にご対応いただいたのは
取締役 岡本麻依氏
取締役 岡本麻依氏

外国人雇用の始まり

現在、当社には3名の外国人社員がプログラマーとして在籍していますが、私たちが外国人雇用に取り組んだのは2015年のことでした。始めたのは前代表でしたが、彼は元々海外に対する強い興味があり、社員の国籍にはあまりこだわっておらず、優秀な人材であれば日本人でも外国人でも構わない、というスタンスだったのです。ちなみに、その影響で娘である私も、高校創業後にはイギリスへと行くことになりました。

日本人社員にも好影響、外国人社員ならではのアドバンテージ

プログラマーという職種では、業務上の情報収集において英語が使えることが大きなアドバンテージになります。業界の最新情報が英語で発表されることが多いため、いち早く情報をキャッチすることができるのです。そしてこれを日本人社員にも共有してもらえるので、当社としても非常にありがたいと感じています。
言語という強みの他、基本的な能力やモチベーションの高さも外国人社員の特徴だと思います。海外に出て言葉や文化を勉強して働くということは、難易度の高いことです。それを実現させている方々は、当然高いレベルの職務遂行能力を有していると考えられるのです。その存在に周囲の日本人スタッフも良い影響を受け、組織全体のレベルアップにも寄与するのではないかと思います。

「壁をつくらない」こと、それが定着のポイント

外国人社員の定着のためには、まず会社側が壁をつくらないことが大切だと思います。当社の前代表は外国人社員の家族が来日した時などは、食事の場を共にしていました。ある時は、外国人社員のご両親と観光を楽しんだこともありました。このような当社の伝統は現代表や他の社員にも引き継がれており、先日などは、ドイツに帰国する社員の友人が日本に来た際、食事を皆さんで行きました。
また、私たちが外国人社員を採用する際、最も重視する点として「日本が好きかどうか」ということが挙げられます。日本人でも、日本文化でも、日本のある場所でも構いません。日本のどこかに好意とリスペクトを持っていて欲しいのです。それがあれば、業務上、顧客を含む周囲環境に歩み寄る必要がある場合でも、無理なくできると思うのです。

大切なのは「相互リスペクト」

当社では、2種類の日本語スキルアップ支援を行っています。まず、日本語がほとんど話せない状態で入社された方については、当社の費用負担にて日本語教育の国家資格保有者とのマンツーマンレッスンを任意で受けていただいています。 もう1種類は、私が講師となって日本語教育のテキストを解いたり、ちょっとした悩み相談や日常生活の状況報告、雑談などを通して、日本語コミュニケーションスキルアップを図っています。
なお、当社では2015年に外国人雇用を始めた時に、日本人社員にも英会話レッスンを受けていただいていました。外国人社員だけが日本語を学ぶのは、何かフェアではない印象があったのです。この取り組みによって日本人社員も外国語を学ぶという苦労を知り、外国人社員に対するリスペクトの気持ちが生まれたと思います。外国人社員の定着を含む外国人雇用成功の秘訣は、何よりも「相互のリスペクト」ではないでしょうか。